今月の折り紙

ここでは、「今月の折り紙」と題して、不定期に折り紙作品を紹介いたします。

日本の折り紙の起源は、はっきりしていませんが、室町時代に武家の礼法の一つとして、お金を包む熨斗や、箸袋など、美しく貴重な和紙紙を、きれいに折り飾る手法が発展したと言われています。

曹洞宗 安泰寺の住職であった内山興正さんは、折り紙作家としても活動され、1962年に「折り紙」、1979年に「純粋折り紙」といった著書も出されました。

折り紙は、大人も子どもも一緒にたのしめる遊びです。
一枚の紙から創り出される作品を楽しんで頂けたらと思います。

今回の作品は、「梅の花」の折り紙です。

出典:実用折り紙 美しい草花

編著:長谷川太市郎

出版社:株式会社 日本文芸社 2007年発行